【置いてはいけない】Wi-Fiルーターの設置に不向きな場所6選

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Wi-Fiルーターを置いてはいけない場所

有線は早いのにWi-Fiが遅い、不安定と感じることありますよね。

その原因はご近所とチャンネルが重複しているか、Wi-Fiルーターの置き場所が適切ではないことが考えられます。

この記事ではWi-Fiルーターを置いてはいけない場所と、理想的な設置条件について詳しく解説します。

失敗しないルーターの選び方についても説明しています。

理想的な設置条件
置いてはいけない
  • 家の中心
  • 床から1.5m前後上
  • 水槽の近く
  • 電子レンジ(電子機器)のそば
  • 金属ラック
  • 部屋の隅、壁際
  • 窓の近く
  • 暖房器具のそば
アオ

初心者にも分かりやすく図解、イラスト入りで説明します

筆者のプロフィール
  • IT系の専門学校を残念な成績で卒業
  • 社会人10年目に独学で基本情報技術者試験に合格
  • 2023年に基本情報技術者の通信講座を受講
  • 社内用システムの主任SEを兼務
  • 資格取得の5年後には年収450⇒700万円にUP
アオです。
@Blueblog256
目次

Wi-Fiルーターを置いてはいけない場所6選

Wi-Fiルーターはここに置くな

高速な通信速度と安定したネットワーク環境のためには、Wi-Fiルーターの置き場所が重要です。

ルーターの置き場所を適切に選ぶことで通信品質が格段に上がり、ストレスフリーなネット環境を実現することができます。

しかし、実はルーターの置き場所によっては、逆効果になってしまい、Wi-Fiのパフォーマンスが落ちてしまうこともあるのです。

置いてはいけない6つの場所
  • 水槽や花瓶など水の近く
  • 電子レンジなど電化製品の近く
  • 金属製のラック
  • 壁や天井の近く
  • 窓際
  • 高温になる場所

避けるべき場所とその理由についてお話しします。

水槽や花びんなど水の近く

Wi-Fiルーターは水の近くNG

Wi-Fiに限らず、電波は水に吸収されやすいという特性があるため、水槽や花瓶など水が入ったものが近くにあると、電波が弱くなります。

他にも、本や土壁など、水分を吸収しやすいものの近くでも同様の影響が出る可能性があるため、湿気を含むものの近くへの設置はできるだけ避けましょう。

電子機器の近く

Wi-Fiルーターは電子レンジの近くNG

Wi-Fiルーターは電波を利用して信号を飛ばしているため、その近くに電子機器があると、電波干渉が起きてしまいます。

例えば、マイクロ波オーブンや電子レンジは、使用時に発生する電磁波がWi-Fiの使う2.4GHzと同じ帯域を使用するため、これらの家電製品が動作している状態ではWi-Fiの電波と混線し、接続が遅くなることがあります。

Bluetooth機器も2.4GHz帯を使用するため、スピーカーやヘッドホン、キーボードなどの近くにWi-Fiルーターを置くと干渉が生じ、通信の安定さを欠くことがあります。

こうした電波干渉を避けるためには、可能な限りWi-Fiルーターを電子機器から離すことが重要となります。

アオ

5GHzのWi-Fiをメインにするなら、干渉は起きにくいよ

金属製のラック

Wi-Fiルーターは金属ラックNG

Wi-Fiの電波は金属に弱く、金属製の家具や家電製品の近くにWi-Fiルーターを設置すると、金属により信号が反射してしまい、接続が不安定になることがあります。

アルミフレームのテーブルや鉄製のラックなど、日常生活には金属製品が多く存在しますから、これらの物を避けてWi-Fiルーターを設置することがおすすめです。

壁や天井の近く

Wi-Fiルーターは部屋の隅NG

壁材や天井材が信号を阻害する理由

Wi-Fiルーターは電波を全方向に広く放射しますが、壁や天井が近いと建物部材に電波が吸収され、信号品質が低下する可能性があります。

特に、壁や天井の材質によっては、電波の通り道がさらに悪くなります。木製やガラス製の材料を使用した建物ならば影響は小さいですが、金属製やコンクリート製の物件では信号の減衰が大きくなります。

コンクリートや金属製の壁とWi-Fiの関係

その中でも特に、コンクリートや金属製の壁は信号の劣化を引き起こします。

具体的には、これらの物質はWi-Fiの電波を強く反射させる性質を持つため、すぐそばに壁があると、ルーターからの電波が壁に反射してしまい、効率的に飛ばすことができません。

窓際

Wi-Fiルーターは窓際NG

窓際にWi-Fiルーターを置くと、ガラスからの反射により信号が外に飛び出してしまい、室内での信号が弱くなる可能性があります。

また、一部の窓ガラスには金属膜が含まれているものがあり、これらの窓はWi-Fiの信号を阻害する原因になり得ます。

スマートフォンなどの機器が窓際でWi-Fiにつながりにくいと感じた場合、窓ガラスが原因である可能性が考えられます。

暖房器具の近く

Wi-Fiルーターは熱に弱い

電子機器は熱に弱く、Wi-Fiルーターも例外ではありません。暖房器具の近くにWi-Fiルーターを置くのは避けましょう。

暖房器具が発する熱がWi-Fiルーターに影響を及ぼし、そのパフォーマンスを落とす可能性があります。

アオ

ルーターの中にもCPUが入っているので、熱で性能ダウンするよ

Wi-Fiルーターと他の家具や物との関係

Wi-Fiルーターを設置する家具の選び方

家具の中にはWi-Fiの信号を妨げるものが存在します。すると、Wi-Fiルーターを設置する家具を選ぶ際、どのように選んだら良いのでしょうか?

まず、金属製の家具は避けるべきです。金属は電波の通り道を防ぐため、Wi-Fi信号が適切に広がらず、通信速度が低下する可能性があります。

木製やプラスチック製の家具を選ぶと良いでしょう。

また、高さも重要です。Wi-Fiルーターはアンテナから全方向に電波を飛ばします。

このため、Wi-Fiルーターを地面近くに置くと、地面に電波が反射してしまい、効率的に電波が飛ばせません。

したがって、Wi-Fiルーターを地面から少し高い位置に設置することで、より広範囲に電波を飛ばすことが可能となります。

猫や子供から守るための対策

Wi-Fiルーターをペットから守れ

Wi-Fiルーターは繊細な機器ですので、ルーターを破損から守るためには、子供やペットから遠ざける必要があります。

犬や猫がWi-Fiルーターの電源コードを噛んだり、子供がそれを落としたりすると、Wi-Fiルーターは壊れる可能性がありますので、高さがある専用の棚などに置くのが望ましいです。

通信範囲を広げるための配置テクニック

Wi-Fiルーターの置き場所を選ぶにあたって、通信範囲を広げるための配置テクニックも役立ちます。

Wi-Fiルーターは全方向に電波を放射しますから、家やオフィスの中心に設置すると、各部屋に均等に電波を届けることができます。

また、Wi-Fiルーターを壁沿いやコーナーに設置すると、その半分以上の電波が建物の外に漏れ出してしまいます。

そのため、建物の中心部にWi-Fiルーターを設置することで、より最適な場所に電波を送ることができます。

Wi-Fiルーターの設置位置に関する誤解

Wi-Fiルーターの設置に関する一部の誤解を解説し、最適な場所にルーターを配置できるようにしましょう。

高すぎる位置への設置

Wi-Fiルーターの高さと信号範囲

Wi-Fiルーターを高い位置に置けば、より広い範囲に電波を送ることができると考えられがちです。しかし、これは必ずしも正確ではありません。

ルーターから離れた場所にいると、仮にルーターが高い位置にあっても、信号強度が低下し、通信速度が遅くなるでしょう。

ルーターの置き場所選びでは、高さだけでなく、ユーザーが通常どの部屋でインターネットを利用するのかといった生活習慣も考慮するべきです。

この情報を元に、全ての場所で均等に電波が届くような中心的な位置にルーターを設置すると良いでしょう。

人々の動線を考えた設置

また、人々が通常歩く範囲や生活空間の動線を考えることも大切です。

Wi-Fiルーターの電波は物体によっては途中で遮られてしまうため、ルーターと通信デバイスの間に大きな家具や壁が無い場所が理想的です。

これにより、より安定した通信環境が実現可能となります。

隠したいという願望

見た目を重視し過ぎてしまう理由

Wi-Fiルーターは、デバイスの見た目が気に入らない、または部屋のインテリアと合わないなど、見た目を重視して隠したいと思う人もいるでしょう。

しかし、Wi-Fiルーターを家具の戸棚やクローゼットなどに隠すと、電波が適切に放射できず、信号品質が劣化します。

見た目重視派にもオススメ!

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適切なカバー方法とは

ルーターの見た目を隠すための解決策として、WiFiルーター専用のカバーを利用するという方法があります。

これらのカバーは、電波を通す素材で作られており、見た目を保ちつつ信号品質を維持することが可能です。

ただし、このようなカバーを使用する場合でも、通風性を確保するため、扉を閉じっぱなしにするのは避けるようにしましょう。

Wi-Fiルーターの理想的な設置場所

Wi-Fiルーターはどこに置けばいい?

Wi-Fiルータを置いてはいけない場所はわかったけど、「結局どこに置くのが最適?」という質問に回答します。

理想的な配置条件

Wi-Fiルーターの理想的な配置条件は、以下の2つです。

置いてはいけない6選を考慮して、自宅の最適な配置を考えましょう。

Wi-Fiルーターの設置ポイント

家の中心なんて置けないよーという方は、生活動線やインターネットを使用する主な部屋の位置を基準に考えましょう。

アオ

子どもがスプラトゥーンやってるなら、switchに近い場所がいいかも

処理能力も大切

理想的な設置でも、Wi-Fiルーターの能力が低ければ快適な環境は作れません。

Wi-Fiルーターが古い(5~6年前に購入)、5,000円前後のルーターを使っている方は買い替えも視野に。

失敗しないWi-Fiルーターの選び方をまとめましたので、参考にしてください。

Wi-FIルーターの選び方

上から3つは必須で、メッシュWi-Fi機能は家の広さに応じてという感じです。

メーカーのスペック表を見るの面倒、条件を満たしているルーター教えて!という方は超安定のAtermのWX5400で決まり!

まとめ

まとめ

Wi-Fiルーターの設置場所には意外と気をつけるポイントが多いですね。

水ものや電子機器の近く、窓際や暖房器具の近くなどは信号が劣化する可能性があり、その結果通信スピードが落ちてしまう可能性があります。

また、壁や天井も意外な障害物になり得ます。最も効率的な信号を放つためには、中央あたり、通行量の多い箇所に設置することがおすすめです。

大切なポイントは、Wi-Fiルーターは見た目よりも機能性を優先することです。

それがちょっと目立ってしまっても、快適なネット生活を手に入れるためには我慢が必要かもしれません。

設置する家具やカバーを選ぶ際も、デザインだけでなく、信号を阻害しないかどうかを考えることが大事です。

以上のポイントを踏まえれば、Wi-Fiルーターは存分に力を発揮してくれるはずです。

インターネット通信の快適さが生活の質を大きく変える今、上手にWi-Fiルーターと向き合い、より良いネット環境を整えていきましょう。

Wi-Fiルーターを置いてはいけない場所

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